国際的AIコンペティションプラットフォームKaggle上の「UM - Game-Playing Strengthof MCTS Variants」で金メダルを獲得し、Kaggle Masterへ昇格
博報堂テクノロジーズ社員、国際的AIコンペティションプラットフォームKaggle上の「UM – Game-Playing Strength of MCTS Variants」で金メダルを獲得し、Kaggle Masterへ昇格

Kaggleコンペティション「UM – Game-Playing Strength of MCTS Variants」 において、博報堂テクノロジーズのデータサイエンティストである坂本の所属チームが1608チーム中11位の成績をおさめ、金メダルを獲得しました。

この結果により、坂本はKaggle Competitions Masterに昇格いたしました。

Kaggleについて

「Kaggle」は、AIエンジニアが企業や政府機関の課題を機械学習で解決する国際コンペティションプラットフォームです。オンライン上でさまざまな課題のコンペティションが開催され、2024年4月時点で登録者数は2,100万人(※1)を超えています。Kaggleでは、メダル獲得枚数に基づいてランクが与えられ、Kaggle Masterはコンペティション参加者のうち上位約1%(※2)に位置付けられます。
※1, ※2 2024年12月時点

「UM – Game-Playing Strength of MCTS Variants」はオランダのマーストリヒト大学の研究チーム主催で2024年9月5日〜2024年12月2日にかけて開催されました。 このコンペティションは、モンテカルロ木探索(MCTS)のパフォーマンスを予測することを目的としたものでした。特定のボードゲームにおいて、モンテカルロ木探索を用いた2つの異なるエージェントを対戦させた際の勝率を予測するタスクでした。

コンペティションの結果はこちらからご覧いただけます。

坂本コメント

この度は金メダルの獲得及びKaggle Competitions Master昇格ができ、大変光栄に思います。本コンペティションを通して学んだ表形式データに関するデータ分析の知見を、所属チームに還元するとともに、弊社のソリューションにも活かしビジネス実装していきたいと考えています。最後に、これまで一緒にチームを組んでくださったkagglerの皆様に厚く御礼申し上げます。


博報堂テクノロジーズ Kaggle部」について
会社の部活動制度を活用して、「Kaggle部」を立ち上げました。 この部活動では、技術力向上のために勉強会(自社内に閉じず、時には他社とも)を開催したり、コンペに出てメダルをとること目標として活動しています。 また、メンバー間の親睦を深めるために懇親会も実施しています。 現在、5名のメンバーが参加し、互いに切磋琢磨しながらスキルを磨いています。

この記事に登場する人:

博報堂テクノロジーズ メディアDXセンター
データサイエンティスト 坂本 龍士郎

奈良先端科学技術大学院大学情報科学領域を経て、2024年博報堂DYメディアパートナーズ新卒入社。博報堂DYグループにおけるテクノロジーを使った次世代コンテンツや新しい広告ビジネスのビジョンを構想するためのプロジェクトでありデータサイエンティストチームである「AaaS Tech Lab」に所属。
大学院時代は医用画像処理を研究し、国内学会の研究奨励賞の受賞経験あり。現在の業務では、バナー広告のクリック率予測やシミュレーター作成、大学との共同研究などを行なっている。個人では日頃からKaggleに取り組んでおり、テーブルデータや信号処理のコンペなど様々なジャンルに挑戦し複数の金メダルを獲得。現在Kaggle Competitions Masterの称号を持つ。

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